【なのはなの適応障害】~私が寛解した理由~

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こんにちは!なのはなです🌼

私はこのブログを始めてから今までに、あまり詳しい病気の話をしたことはありませんでした。

私は高校3年生の時に適応障害という精神の病を発症し、そこから約7年間は個人的にとてもきつい発作に悩まされていました。

私自身が病気で苦しんでいた時も、実際に他の適応障害の方の病気の体験談を聞ける機会というのはまったくと言っていい程ありませんでした。

精神の病というのは、同じ診断名であっても症状は本当に十人十色で、適応障害だから絶対にこういう症状が出るというものでもありません。

でも、だからこそ他の方の症状や、症状を和らげるためにやっていることを聞いてみたい気持ちもありました。

今回は役に立つかは分かりませんが、もしかしたら私と同じように心の病で苦しんでいる人に向ける意味も込めて、私が適応障害の症状が1番酷かった時の状態と、寛解させるために行っていたことを記事にしたいと思います💊
(適応障害は完治できると言われましたが、私の場合は症状はかなり良くなってはいるものの、まだ服薬はしているのでここでは寛解という表現にします。)

もちろん1人の人間の症状であり、1例でしかありません。

でも、こんな私でもここまで元気に回復できた、そんな様子から何か読者の方に前向きな気持ちを与えられたら嬉しいなと思います✨

適応障害の症状の記事にはなりますが、基本的にはポジティブな内容にしたいと思っております😊

私自身は過去の自分のことを笑い話にできるぐらい元気になりましたので、これを書いていて辛いなどということは一切ないので大丈夫です!

なのはなの適応障害

  1. 私の適応障害の症状
  2. 寛解させるために行ったこと
  3. まとめ

私の適応障害の症状

適応障害を患っている方のほとんどがそうだと思うのですが、私は体と心、両方に症状が出ました。

体の症状でとにかく辛かったのが吐き気です。

吐き気は発症当時から寛解するまで、ずっと続いていた症状でした。

汚い話になってしまうのですが、とにかく“えずき”が止まらず、吐き気止めなしでは生活ができないほどでした。

心の症状で1番大きかったのは、抑うつ気分と妄想(幻想)です。

病気が酷かった時は何をしても楽しくなく生きる気力も湧かず、ただひたすらベッドに寝転がって1日を過ごすことも珍しくありませんでした。

そして適応障害を発症してすべての症状の中で1番しんどかったのが、妄想(幻想)です。

自分の頭で意識的に考えていない内容がどんどん頭の中に出てきてしまい、それに伴い吐き気が現れたり呼吸が浅くなったりしていました。

とにかく頭の中が色んな考えや声で大渋滞といった感じだったのですが、幻聴ではなかったのです。

幻想が出てくると頭の中が恐怖心でいっぱいになり、ベッドの中で毛布を被ってとにかく幻想の発作がどこかに行ってくれるのを待つしかありませんでした。

他にも何だか色んな症状を経験した気がしますが、嫌なことはどんどん忘れてしまう能天気な性格をしているので💦特に辛かった症状以外は忘れてしまいました😅

幻想が出始めた辺りからは、「これは緊急事態だ」と病院の先生に判断され一時的に入院もしていました。

確かに間違いなく辛かったのですが、この病気を経験していないと今の私はいないと思うと、この症状も私の人生になくてはならないものだったんだなと思っています。

寛解させるために行ったこと

とにかく服薬は几帳面すぎるぐらいに正確に行っていました。

症状が酷かった時は「薬を飲まないとあの幻想がやってきてしまう」という恐怖心が大きかったです。

そのため、薬にやや依存的な部分もあったかもしれないです。

でも私がここまで元気になれたのは服薬もあるかもしれませんが、まわりの人の手助け環境の変化が大きかったと思います🍀

私の病気をよく知る高校時代の1番の親友は、私が病気で寝込んでいる時も月1ぐらいで私を遊びに誘い外に連れ出してくれました。

母も、同じように月1で私とご飯やお茶に行ったりお買い物に連れて行ってくれたりしました☕️

発作が辛いからと外に出ることさえやめてしまっていたら、ますます外出できなくなっていたかもしれないです。

環境の変化としては、私自身が「このままでは駄目だ」と思えたことが大きかったと思います。

病気が原因で長時間働くこともできないけれど、
「このまま一生寝込んでいる訳にもいかない、少額でも良いから働ける場所を探そう」
と思い立ち、自分から新たな外の世界に身を置いたことで徐々に発作の数も減っていきました。

まわりの人の支え環境の変化。この2つが私が症状がみるみる良くなっていた大きな要因だと思います💓

あとは、とにかく焦ることをやめました。

発症当時は、同い年の子たちに一年でも遅れを取ってはいけないと、病気でしんどいにも関わらず大学受験の勉強をしたり実際に受験にチャレンジしてしまったりしたのですが、30歳になった今の私からすると「お願いだから休んでくれ」と言いたいです😱

病気が治ればいくらでも大学だってやりたいことにだって再チャレンジできます。

そのため、同い年の子たちに遅れを取ってしまうからといって、それはそれで私の人生のペース

20代中頃に入った辺りからは無理に焦ることをやめたおかげで、心も楽になってきました。

まとめ

私は医者でもないし、同じ病名でも人によって大きな差があるので
「〇〇をすれば治るよ!」
のような無責任なことは言えません。

私は上記で述べたようなことが原因で良くなりましたが、人によって良くなるためのポイントは様々だと思います。

でも1つだけ言えることは、どうか苦しんでいる方々も希望は捨てないでください。

私も発作が酷かった時は、
「こんな辛い発作が0になる日なんて来るはずないでしょ…」
と思っていました。

でも来ました。

治るはずはない、と思っていましたがそれでも0.1ぐらいは心のどこかに、もしかしたら治るかもという希望は持っていたのです。

だから、どうか希望だけは捨てないでください。

私は20代前半という人生で1番楽しいであろう時代に、やりたかったことが何一つできませんでした。

だから30歳になった今やっています。

一人旅、ライブ遠征、大学生、カフェ巡り、友達と夜まで飲み歩く…年齢で見たら遅れているかもしれませんがこれが私の人生です😆今がとても幸せです🤲

心が元気になれば心の病は寛解に向かうと思っています。

こんな私でも見違えるほど元気になれました。

今が苦しい人たちも、どうか幸せでいっぱいの未来が待っていますように🌸🥰

運営者プロフィール

「なのはなの夢を叶える薬局」ブログ運営者のなのはなです✿
2022年4月より薬学部の大学生として勉強しております。
高校生の時に適応障害という心の病気になってしまったことをきっかけに浪人・休学・退学・社会人…そしてもう一度大学受験をするという少し回り道な人生を歩んできました。
ストレートに夢を叶えることができなかったからこそ「夢を追うすべての人を応援したい」というコンセプトで、学生の勉強全般、薬学生活、夢を追うこと(ライフスタイル)について発信しております🍀

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