こんにちは!なのはなです🌼
薬学部の皆さんは6年間の中で、必ず実習の授業に立ち向かうことになるかと思います。
期間も長く拘束時間も長く、更には帰宅しても期限内に提出しなければいけないレポートに追われたりと…。
実習期間は何度も心が折れそうになりましたが、私自身2年間薬学部での勉強や実習を経験してきて、早く実習を終えているグループの特徴などが何となく分かってきました。
今回は実習をなるべく早く終わらせ自分時間を確保するために私が必要だと思ったことを7つまとめさせていただきます✍️
今年から薬学部に入学する新1年生、本格的な実験がいよいよスタートする新2年生の方々に特に参考にしていただけたら嬉しいです😌
(※この記事でお話する実習は、5年次に病院・薬局に出向いて行う実務実習ではなく、1年生~4年生までの間に学内で実験を行う学生実習のことを指しています)
実習を効率良く進めるためのポイント
- ①焦らず時間をかけてでも丁寧に操作する
- ②実習の予習をしておく
- ③実習ごとの特色を掴む
- ④役割分担を決める
- ⑤作った反応物はとにかく取っておく
- ⑥先生にヒントを求めてみる
- ⑦付箋は用意しておく
- まとめ
①焦らず時間をかけてでも丁寧に操作する
実習を早く終わらせたいのであれば、1番大事なことは焦らず丁寧に作業する、これに尽きると思います!
人は早く終わらせたいと思えば思うほど、焦って急いで作業をしてしまいがちですが、もし焦ったことで手元が狂って失敗してしまったらまた1からやり直しをしなければなりません😭
しかも薬学部で行う実験は反応結果が出るまで1時間以上の時間を要するものもあります。
それをまたやり直しになってしまったら…と思うと気が遠くなるかと思います😱
早く終わらせたい時ほど、1つ1つ手順を班員で確認して焦らず丁寧にやった方が結果として早く実験を終えられるということに繋がります🙌
中にはテキパキ作業しているにも関わらず失敗もなく「もう終わったの!?」というぐらい早い班が必ず1グループは毎回いますが、その班は皆がものすごい器用なんだな…と思って他と比べずマイペースに自班の実験に集中してしまいましょう💪
私はものすごい不器用なので、尚更焦ってやると失敗を招く元になっています😅
早く終わった班を見るとどうしても気持ち的に焦ってしまいますが、他と比べず自分は自分!というメンタルも必要です💓
②実習の予習をしておく
予習をしておくか、していないかで実習の進むスピードも段違いです。
予習をしておけばその日に行う実習の目的や手順が既に頭に入っているので、始まってから1から実習書を読み込む必要がなくすぐに実験に取りかかれます。
中には予習動画をアップしてくださる先生も私の大学にはいるので、動画を見ておけば手順が視覚的に頭に入ってとても分かりやすいです🙆♀️
できれば班員全員が予習をしてきてくれることが望ましいのですが、他の子が予習をしてきてくれるかは分からないので…少なくとも自分一人でも予習をしておけば実験のイメージは出来上がると思います。
イメージが頭の中に出来上がっているだけでも、進め方はかなり変わってくるかと思います!
③実習ごとの特色を掴む
実習ごとの色を掴むのも必要だなと感じました!
実習と1口に言っても、毎回実習のタイトルは変わります。
化学系、生物系、生薬学系など…
先生ももちろんそれぞれ違うので先生によっても実習の色が変わってきます🧪
その実習の色にいち早く慣れてしまえば楽しく実習も進められると思います✊
実習内容も、例えば計算結果を出す時に分析系の実習は有効数字の〇桁までの細かな数値が求められますが、実習によってはそれらしい数値が出せていれば桁数は別に気にしなくて良いものもあります。
その実習の特徴を掴み、必要なところと必要でないところを見極めるのも効率良く進めるポイントかなと思います💡
④役割分担を決める
実習内容は1人ではできない内容がほとんどなので、役割分担がとにかく重要になってきます。
私はこれをやっておくから、〇〇ちゃんはこっちをお願い!
のように役割分担をしていないと果てしない時間がかかってしまいます🥲
相手が何を求めていて今自分が1番優先すべきことは何なのかを考えて動く、社会人として働く時のスキルに似たようなものも求められているのかなと感じます。
そう考えると、学生として勉強しながら社会人として働く準備ができるのはとても恵まれたことですね😊
⑤作った反応物はとにかく取っておく
実験が進むと様々な反応物ができてきますが、とにかく作ったものは全部取っておいてください!
もうこれいらないだろう、と自己判断で捨ててしまうと、後々の実験で再度その物質を使うことになった時にそもそも現物がないので取り返しのつかないことになってしまいます🫠
またその物質を作るところから始めなければならないため、こちらも膨大な時間ロスとなります。
絶対使わないだろうというものもとりあえず取っておいて、先生が「もう捨てても良いですよ」と言ったものだけ捨てるようにすれば絶対に避けたいミスは防げます🙏
⑥先生にヒントを求めてみる
自分たちの力だけではどうにもならなくなった時は先生に助けを求めるのも1つの方法です。
ただし「答えは何ですか!?」と聞いてももちろん先生は答えてくれません😵💫
「自分たちは〇〇が△△なので、□□のように考えたのですが、正解ですか?」
のように、しっかり自分たちの考えを述べた上で質問するのがポイントです。
そうすれば先生もヒントをくださるでしょうし、先生の中にはポロッと答えを教えてくれる方もいます🤲
あとは正解の手順を聞くだけでなく、実験は危険と隣り合わせでもあるため、困った時は必ず先生に相談して安全性も確保してください🍀
⑦付箋は用意しておく
⑤の作った反応物はとにかく取っておく、の項目でも書きましたが、反応物を取っておいても実験で作る反応物は色も形も類似しているものが多いので、正直どれが何なのか分からなくなってしまいます😫
その時に付箋があるととても便利です!
試験管や薬包紙に付箋を付けて物質名を書いておけば、混乱を防ぐことができます。
実験の中には消せるマジックで試験管に直接書き込みをして良い場合もありますが、付箋があると他にも使い道があるので何かと便利です💊
作った物質名が何なのか分からなくなって失敗というのも絶対に避けたいので、班ごとに工夫している子たちが多かったです。
まとめ
実習を早く終えるためには、結果としてとにかく丁寧に焦らずやることが1番大事なのだと気づきました。
もちろん元々の手際が良いという子もいますが、私はものすご~く不器用なので手順は確実に丁寧に行っていきたいところです😢
あとは実験内容が頭に入っているか、何のためにこの操作をしているのかが分かっているのも大きく関わってくると思います。
実習も座学と同じく学年が上がるにつれ、難易度も上がっていきますが、工夫と忍耐で頑張って乗り越えていきたいところです…✨
実習期間は本当に心が折れそうになりますが、まわりを見れば同じ学年の子たちも一緒に辛い期間を乗り越えている仲間なので、友人たちと鼓舞し合いながら頑張ってください💯
本格的な実験ができてこそ薬学部!でもあると思うので、実験自体はとても楽しいです🥰
ぜひ楽しみながら実習期間も乗り切ってください!
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